理数男子のつぶやき

某大学に通っている理数男子が語ったり語らなかったり。ブログはあくまで個人の未熟な発言からできているのであしからず。

にじさんじの「動画」によるアプローチをまとめてみる

 最近、にじさんじの「動画」が多くなってきました。

 実際、にじさんじ配信者を「バーチャルライバー」って呼ぶくらいに生放送重点で戦略を練ってた印象があります。

 しかし、最近にじさんじ「生配信」ってよりも「動画」が来ている印象があります。例えば…?

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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000134.000030865.html

 今年の4月から「にじさんじのレバガチャダイパン」という動画が毎週金曜日に出るようになりました。再生数は84万と普通の生放送・動画とかけ離れた再生数。

 

 また、個人でも「切り抜き」というものが公式化されてきました。

 公式切り抜きだと、単独チャンネル化された本間ひまわりさんとか有名でしょうか。

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下の動画で「めっちゃ面白いやん!」って思ったら公式切り抜きで驚いた記憶があります。

www.youtube.com

 こんな感じで、ついに「生放送」に重点を置いてきたにじさんじが動画の世界に積極的に介入してきたのは個人的にもかなり驚きました。

 では、にじさんじは今どんな「動画」を作っているのか?と言うことをちょびっとまとめてみます。

 

 その① 公式番組

www.youtube.com 今まででも、公式番組と言うものはありました。記憶に新しいもので言えば、にじさんじの「くじじゅうじ」だとか、「みっくすあっぷ」とかでしょうか。

 「にじさんじのくじじゅうじ」では、Abema TVにて2018~2019年にて放送された番組で、1期生+2期生が3Dで様々なことをする番組でした。そして今、「くじじゅうじ」の番組を作っていた制作会社(共同テレビジョン)がほとんど同じ布陣で4月から「レバガチャダイパン」を作っています。完成度で言えば演者・ナレーション・演出など本当にテレビで出せるレベルです。

 Vtuberのテレビと言えば、キズナアイちゃんの「のばんぐみ」とか、.LIVEによる「ガリベンガー」などが有名ですが、力量においてはにじさんじは負けてないと思います。

 その② 「歌」

 ライブとかになると生放送じゃねぇか!という気もしますが、「動画」としても。

 にじさんじは、昔から「歌」についても力を入れてきました。

 やはり初期で一番印象に残っているのは樋口楓さんの1stLIVEである「KANA-DERO」でしょうか。2019年1月という割と早い時間に単独ライブをしています。

event.nijisanji.app

 樋口楓さんといえば、18年3月(2期生出てきたぐらい)くらいにはもうオリジナルソングができているレベルでいろいろ早かったですからねぇ…

 

あとは、笹木復活記念である「笹木は嫌われている」でしょうか。

www.youtube.com

 いま確認したんですが、500万再生。すごい…

 

 こんな感じでローカルで歌を押し出してきましたが、最近は「メジャーデビュー」をしました。

natalie.mu

 あの音楽ナタリーが記事にするレベル!すごいよなぁ…(語彙)

 しかも、広告などもしっかりやっており、1月にあった「にじさんじMusic Week」、「だいたいにじさんじラジオ」でもパーソナリティが音楽レーベル持ちですし、公式でも番組を作っているレベルです。

prtimes.jp このように、歌という切り口から伸びていくにじさんじ

 超高倍率のライバーがいるからこそできることですが、いろんなことができるってすごいですよねぇ…

 

 その③ 公式切り抜き

 個人でも「切り抜き」というものが公式化されてきました。

 用語の定義は以下の通り。

切り抜き
「切り抜き動画」ともいう

VTuberの配信の一部を切り抜いた動画のこと。
主として長時間の生放送のうちみどころや面白かったところをシェアする目的で作成される。
単に切り抜くだけでなく、編集が入ることもある。
本人以外の第三者(ファン)によって行われる事が多い。

YouTubeTwitterニコニコ動画などに投稿される。

単にカット編集を加えただけだと著作権などの面が気になるが、二次創作ガイドラインなどで明示的に許可しているVTuberも珍しくない。特に長時間配信をメインの活動としているVTuberだと切り抜き動画を投稿することも推し活動のひとつと見なされている場合がある。

切り抜き - バーチャルYouTuberに起きた出来事をまとめるWiki

 上記のように、「切り抜き」は第三者によって作られるイメージがあったんですが最近公式化してきました。 

 

(A) (にじさんじ公式が出している)切り抜き

  www.youtube.com 「ぷちさんじ」という公式切り抜きが有名でしょうか。

 これは、生配信で音声を切り抜いて絵師さんにその当時の再現画像を書いてもらって動画にしているというもの。

 2020年頭には、ぷちさんじのクリエイターの追加募集をしていたのもあってか、最近は「ぷちさんじ」の動画の頻度が上がっている気がします。

 

(B) (個人勢が出している) 公式切り抜き

正直、今回一番これを言いたかった。

 

 有名なとこで言えば、先述した本間ひまわりさんとかもありますが、あとは御伽原ちゃんとか。

www.youtube.com

 やはり生放送と言えば、コメントに反応したりするので内輪感というか飽きるんですよね…生放送は動画よりも初心者ウケが小さい気がします

 実際、「切り抜き」によってファンになった視聴者は多いと感じます。切り抜きは、「キャラの特徴をうまくつかんでいる」動画が多いので、初心者からしたら配信者がどんな人かわかりやすいですし。

 

 そういえば最近英語版の切り抜きも募集してましたね…

www.moguravr.com

 このように、生放送の会社からしたら「切り抜き」と言うのは大切だということが分かります。しっかり「生放送」をベースとしてそこから「動画」として抽出する形と言うのはこれから伸びていく手法だと思います。

 

 じゃあ昔はこんなものなかったのか?というと実はそうでもないんです。

www.youtube.com 昔はニコニコの界隈で「10分でわかる〇〇」シリーズと言うのが流行っており、委員長もこの流行に自分で動画を制作して乗っかっていました。

 第1回が出たのは18年2/15。この当時はまだまだ動画趣向のVtuberがとても多く(ほとんどが3D、個人勢の世界だったので)、個人的に2D、生放送を重点に置いていたにじさんじは当時のVtuberからは外れた存在でした。(そもそもユニットを組んで企業進出がない)

 しかし、このように動画が出てきて委員長は動画における新規勢を取り込むことができたんじゃないかなと思います。(この動画はニコニコにも本人投稿をされていた)

 

 切り抜きに関しては、また別途特集で記事を組みたいですね…

 

おわりに

  こんな感じで、生放送主体であったにじさんじは「動画」に着手してきました。

 消費者(視聴者)からしたら、今全部の配信者を追うことは不可能(昔は全部見てる!という人がいたらしいですが)であり、取捨選択を強いられている季節だと思います。

 やはり、Vtuberが世の中に波及してきた今、取り込むべき層はライト層であって生放送をすべて追ってくれる人ではない気がします。

 このように、公式で動画を出してくれることはこちらとしても楽しいですし、昔のVtuberを追ってた自分からしたら、動画重視の昔に原点回帰した気がしてちょっとうれしいですね。

 もちろん生放送したほうが楽なのはわかるんだけどね…