理数男子のつぶやき

某大学に通っている理数男子が語ったり語らなかったり。ブログはあくまで個人の未熟な発言からできているのであしからず。

数学科ってどうなん?[第4回]

 コメントくださった方もいたようなので、久しぶりにこのシリーズを書いてみることにしました。

  今回は、予告通り数学科における単位の出方。

 あくまでうちの大学における成績の出方であり、一般的に成り立つとは限らないことをご了承ください。

 1.大学数学の「単位」の出方は?

 A.正直先生によってまちまちなんですが、基本的にテスト1発or2発勝負が「多い」です。

 

  答えにある通り、数学科の場合はテスト1発or2発勝負の場合が多いです。その理由としては、数学科内の学力差が大幅にでかいというのもありますし、正直『教科書となる数学書がしっかり読めさえすれば』*1大学の講義は大抵いらないものになってしまうのである。

 よって、数学科は基本的に「できればいい」という実力主義の世界であることになります。

 しかし、テスト1発勝負だと不利になる学生がいます。それは、普通に数学ができない生徒。体感7割くらいはテスト1発or2発勝負で60点を取ることはできません。それでは、どうなるのか。

 その場合は、基本的にはレポートや出席などで加味される場合が多いです。*2レポートと言うのは、第2回で言った通り、ただ問題を解くというもの。もちろん1問だからって普通に数時間かかるレベルなので甘く見ないほうがいいです。

 また、出席が加味されることもあります。もちろん法律上2/3出席は必須なのですが、そこで課されるコメントペーパーを加点材料として見る先生もいました。

 

 

 2.大学数学、テストの勉強法

 ここが一番重要なところ。

 これまで言った通り、大学数学の講義を受けるにあたって99%避けては通れない「テスト」。自分はこう勉強したよ~ってことを書いていこうかなと思います。

 

 ①過去問を解く

 過去問は先輩からコネをもらうわけですが…

 過去問の利点としては『「テストに出るレベルでの」問題演習ができる』ことが多いでしょう。

 講義内ででる演習問題は難しいか、極端に難しい場合が多いです。よって、テストに出るちょうどいい難易度の問題は、テスト問題を見るまで分かりません。

 先生は、ある程度生徒を合格させたいわけなので若干ですが教科書とかなんでも使い放題である演習の問題と違ってテストの難易度は落としてきます。

 なので、その問題を演習でやってみることによってテストで点をとれるわけです。

 

 以下、合法的(?)な勉強法。

 ②講義内で出てきた定義・定理を覚える

 正直、テストをやるにあたって定義を覚えないのは言語道断。テストで点は絶対に取れません。例えば、1年の講義で言えば微積だとε-Nとかε-δ論法線形代数だと被約階段行列の作り方などわかっていないとテストでどん詰まる上、2年生以上になってもそいつらはいきなり出てきます。

 また、講義内で出てきた定理を覚えることも重要だと思います。基本的に、数学で証明をするにあたって出てきた定理・補題については逐一証明をしなければなりません。しかし、講義内で出てきた定理・補題などについては証明をせずにつかってよいという暗黙の了解があります。時間がない数学のテストについては、使った定理・補題をいかに使うかがカギとなってきます。もちろん定義を覚えることは最低条件ですが、余裕があったら覚えるのはありでしょう。

 また、授業で出てきた定理をそのまま証明させるというパターンもテストの中に存在します。証明まで覚えておくといいのかもしれません。

 

 ③教科書の問題・演習の問題を解く

 基本的に、数学科の先生のテストは教科書の問題・演習で出てきた問題さえ普通に溶ければ単位が取れる仕組みになっています。(orなっているはず。)

 なので、教科書の問題・演習の問題について教科書を見る、ノートを見る、先生や友達に聞くことを通じて演習の問題が解ければいいのです。

 これをするにあたって、基本的には一人ですべて解くことはまず不可能です。一人じゃとけないよ~と思ったあなたは普通の人間なので安心して下さい。てかこれができる人間は天才です。少なくとも私とは生きている次元が違うと思います。

 

④講義のノートを再確認する。

 講義のノートと言うのは、講義中、何を書いているのかわからない状態で書いていることが多いです。なので、見返すということをしてみてください。そして、そのノートを「完璧に理解」してください。これが意外とできません。講義と言う時間の制約がある中で作られたノートなので、よく見てみるとわけわからない証明をしている、行間が飛んでいる、よく読んだら間違っているということがよくあります。なので、最初は広義のノートを再確認してみることがいいのではないでしょうか。

 

 いちおう3点を伝えましたが、理想は④→②→③です。もちろん。

 しかし、講義のテストを乗り切られる度で言えば、①→④の順です。現実は悲しい…

 

 3.勉強計画はどうなってる?

 大学のテストは、中学校や高校とは違って、テスト週間と言うものは存在しません。*3テスト週間だからと言って講義のおさらいをしたり、テスト対策授業をしたりする講義は稀です。

 なので、大学ではより一層自分で学習することが求められます。基本的には上記で述べた①~④のことをやってもらえればいいので、数学科の勉強は割とシンプルです。しかし、①~④を完全に理解するにはすさまじい労力がかかりますが…

 

 …といいながらも、数学科は上記で述べているように定義とか過去問の内容を覚えていれば単位が取れるのが実情だったりします。*4なので、一夜漬けすればどうにかなるというのはある、というのが現実です。

 

 単位を取りたいのか、知識をしっかり習得したいのかによってこの記事の読み方も変わりそうですねこれ…

 

  とりあえず、画像も何も出てこなかったですがそんな感じです。

 意見などありましたら、コメントまで。

 次回は今話題の「オンライン講義」について、数学科から見た意見ができたらいいなーと思います。

*1:もちろん大半の人間は読めないわけで、そのために講義が存在しているのだが

*2:レポートを課すのがめんどくさいので、謎の力によって単位が出る場合もあるっちゃああるのだが

*3:大学には、期末テストをやる週と言うのは存在しますが

*4:地方国公立の水準の中では、の話。それ以外はどうなっているのかは答えかねます。