理数男子のつぶやき

まだまだ頑張る社会人1年目のブログ。

オタクはVtuberの「解釈違い」に苦しめられる[日記#1]


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※注意※

大学生なので、おそらくレポート風になっている文章だと思います。

読みづらかったらすいません…

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最近のTwitterトレンドに上がって自身も驚いた「キズナアイ」騒動。

その内容としては、初期ボイスのキズナアイ(以下、初期モデルと述べる)が、「キズナアイ」という個体の分裂について生放送中に言及したり、運営会社が声明を発表したりしたというものである。

nlab.itmedia.co.jp

 

また、Vtuber関連の話題としては、「ゲーム部騒動」が挙げられる。

nlab.itmedia.co.jpここで疑問になるのは、なぜこれらの問題について炎上してしまうのか。

「二次元のキャラ*1がしゃべったり動いたりする」という観点で言えばアニメが挙げられるが、アニメに関しては声優変更に対して必ずしも否定的に捉えられることはない*2。それを考えると、Vtuberならではの特殊性がこのような炎上を引き起こしているのではないか?と考えた。

今回は、アニメとVtuberについて比較したのち、この混乱はなぜ、どのように起こるのかについて考えてみる。

あと、この記事に意見をくれたDさん(仮称)に感謝を。

 

自分のVtuber略歴

一応簡単にいっておく。

キズナアイの〇〇先輩発言事件によりVtuber関連に興味を持ち始める。

電脳少女シロ(放送事故により全部は見てないが)→ときのそらの生放送を見始めたことがおそらく馴れ初め。

そこから、インターネットの掲示板に約3か月張り込むとともに、どっぷり浸かる生活に。

今の推しは、PPH,ぽんぽこ,クゥフランゾーパー,キランユウ,赤月ゆに,あんたま。

一番の推しは、絶対天使くるみちゃん(だった)。

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すき

 

用語の定義

Vtuber

バーチャルユーチューバー(Virtual Youtuber)の略。アニメの登場人物のような架空のキャラクター(アバター)を用いて、Youtubeなど*3の動画配信・生配信サイトで活動をする人のこと。

現在の傾向では、Vtuberは動画配信よりも生放送の配信をしている*4傾向があるため、今回は「Vtuberは生放送をしている」ということで論じたい。

 

・魂

Vtuberの「中の人」のことを指す。

ふつうは一般人がその場合が多いが、有名声優などの芸能人が中の人をやっている場合もある。

 

・ガワ、受け皿

いわゆる「魂」との逆の意味。Vtuberの「外見」。

外見の作り方として、有名絵師に依頼して制作したもらったり、キャラをカスタマイズするサイト*5を利用して作ったり、はたまた自分で作ったりすることなどがある。

また、これらは人間に限らず恐竜、魔王、生き物などのキャラも制作されるなど、多岐にわたる。

 

・企業系Vtuber

にじさんじなどの企業、又はサークルが運営するVtuberのこと。企業内のつながりをスタッフが取り持ってくれることが多いため、コラボ配信など企業内のVtuber同士の団結力が強いのが特徴。

対義語として、個人系Vtuberという用語も存在する。

 

アニメとVtuberの類似点と違う点

 類似点

・中の人と受け皿が存在する 

三次元の世界とは違い、中の人と受け皿が別々に存在している場合が多い。なので、キャラ自身に設定・解釈を与える場合がある。なので、中の人も受け皿に合わせようとする場合が多い

また、中の人と受け皿が同じ場合が同じ場合もあるが、それらは一般的に親しみやすいように美化されている変化が起きている場合が多い。

 

・現実で触れることができない

アニメにおいても、Vtuberの存在する世界は基本的に「画面の中」にいるため私たちは触れることができない。よって、私たちの間には「画面」という隔たれた絶対的な壁が存在する

 

違う点

・(アニメ)中の人自身もメディアに出る場合が多い

Vtuberは普通、一般人が中の人になるため基本的には「わからない」や公表されないのが普通である。それに対してアニメだと中の人、いわゆる声優のブランドもかかわってきたりする場合も多い。時には、アイドルマスター(765)においてアニメ内では「プロデューサー」としか名前がないのに、私たちは声優の赤羽根さんに対して「赤羽根P」と呼ばれるように、声優の名前がアニメに投影される場合もある。

 

・(Vtuber)視聴者との距離が近い

 アニメは基本的に「台本通り」のキャラを演じることが要求される。そして、その「アニメ」という箱庭の中でキャラが動くため私たちは親近感を覚えづらい傾向がある。

それに対してVtuberは、一般的には普通のYoutuberと動画にする内容が同じであるため、アニメと違って私たちの日常生活に即した動画内容をあげがちである。なので、私たちはそこに親近感を感じることができる。

またVtuberは生放送が多く、私たち視聴者のコメントに対してレスポンスを返してくれる点も親近感を感じるポイントの1つであると考える。

 

・解釈の与え方が違う

 ここが一番伝えたいポイント。

アニメは、基本的にはキャラが「箱庭の世界」で生きるという性質、台本の世界で生きている性質がある。そして、キャラの性格は監督や作者が与えるものである

そして、そのキャラたちは「有限」の情報を持つ。例えば、アニメであれば30分×12話分の情報しか与えられないし、小説や漫画の媒体においても発行された巻数分でしか情報がない。そして私たちは与えられていない空白の情報に対して「解釈」を与えることで物語を補完している

 

対して、Vtuberは基本的にはキャラの性格などは「魂」自身が動画や生放送を通じて意味を持たせていく。もちろん、Vtuberの中にも製作者や会社がキャラの意味を持たせる場合もあるが、特に生放送やTwitterみたいにキャラの設定の隙が生まれやすい場を作った場合、特段の注意が必要になってくる。

また、Vtuberは引退しない限り「無限」の情報を持つ。特に、生放送の雑談枠*6では、視聴者に委ねられた情報である「解釈」に対して、Vtuberは「情報」という不変な情報を与えてしまう。なので、Vtuberはアニメや漫画よりも人物像がより強固なものになってしまう。

 

解釈違い?

やっと本論。

今回の炎上の原因の1つとして考えられるのはオタクの「解釈違い」が挙げられる。

理由としてVtuberは自由に解釈できる幅が少ないので、私たちは「魂」が変わるということに関してかなり敏感になるからだ。

Vtuberに対し、オタクは3つに分類することができる。

・中身を重視する人

・外見を重視する人

・中身と外見の繋がりを重視する人

その3つに対し、解釈違いをどのように起こすのか考えていく。

 

①中身を重視する人

極論を言えば、「外見が違っても魂は同じだからそれでおっけー!」という人である。

この人たちは、外見の情報を重視しないので魂が同じであると認知すれば、解釈違いを起こすことは少ない。

よくVtuberで「魂ガチャを当てた」というが、完全にその人たちが中身を重視してるよなぁ…

 

ex) 天開司(元:微糖カイジ

天開司とは (テンカイツカサとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

微糖カイジとは (ビトウカイジとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

このキャラは、微糖カイジ著作権的にアレだったので名前やキャラを変えて再始動したものである。

このキャラが、キャラを変えてでも売れた理由として、ファンは「魂」が面白いから売れたからであろう。ということは、分類1のファンが多かったから売れたからではないだろうか。

もしこのファンが分類2であった場合、このキャラは売れなかったであろう。なぜなら、「カイジ」が好きなのであって別のキャラで売り出すことになったら売れるはずもなかったはずなのであるから。また、分類3であると仮定しても「俺の思っている外見と違う」という解釈違いを大いに起こしていないという点を考えれば仮定は棄却されるであろう。

 

②外見を重視する人

外見に重点をおいている、例えば会社などの与えた設定に興味がある、もしくは愛着のある外見が好きであるという人が好む。

要するに、外見が同じなら中身の人は誰でもおっけー!の精神である。

 

例2:天目童心プロジェクト byつのはねあかぎ

VTuberプロジェクト「天目童心」が始動 Activ8・バーチャルクリエイターつのはねあかぎがプロデュース | MoguLive - 「バーチャルを楽しむ」ためのエンタメメディア

 かなり最新の話になるが、つのはねあかぎ氏は今までに蓄積してきた設定を駆使して、トリトイなどのキャラを作り出した。このプロジェクトの売りの一つとしては、「物語としてのVtuber」である。要するに、従来のアニメ好きはここに重点を置くと考えられる。

ということは、Vtuberの魂が設定を無視する、もしくは解釈を設定を確定させる行動を起こした場合、私たちは「解釈違い」を引き起こす要因となる。

ここの件に関しては、漫画やアニメの解釈違いとほとんど同義であるのでわかりやすいかと思う。

一応、有名なヒプマイ騒動に関して述べているブログとか見ると面白いかも。

soma-kaeru.com

例3:電脳少女シロ

新衣装お披露目にサプライズも? 電脳少女シロの誕生日記念生放送が8月12日20時から開始 | MoguLive - 「バーチャルを楽しむ」ためのエンタメメディア

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電脳少女シロ、上が前で下が最近。

最近になって、毎季節恒例の衣替えが起こった…のだが電脳少女シロの微整形も行われた。これに関して、私は「解釈違い」を起こした。

そう、「目の形がちょっと変わった」のだ。

私は「これは電脳少女シロじゃない」と痛感したのだ。

申し訳ないが、今はその解釈違いをおこして動画を見られないまでになった。

 

③中身と外見の繋がりを重視する人

分類1と分類2とは違って、「このキャラにはこの人しか合わない!」という考え方の人である。一番厄介だと思う。

 

例4:富士葵

「かわいくない」と言われ…… バーチャルYouTuber「富士葵」がイメチェンのためクラウドファンディング - ねとらぼ

 例えばこれ。富士葵がこれを受け入れられたのは分類3の人が少なかったからだと考える。しかし、「彼女とこの素体の繋がりに愛着がある」と回答した人たちがいるとおり、分類3のファンも少なからずいたはずだ。

 

キズナアイ騒動とゲーム部騒動を枠組みにはめて考える

 では、ファン層を3つに分類してキズナアイ騒動とゲーム部騒動を分析してみる。

 

Case1.キズナアイ騒動

この炎上元は分類3のファン層だと考える。

今までは、キズナアイの素体1つに対して魂が1つとなっていた。しかし最近では、キズナアイの素体1つに対して魂は4つに分裂した。ここで「解釈違い」を起こす要因として、

「初期モデルはそんなことを発言しないよ!」

「なんか思っていることと違う…」

ということが挙げられる。

つまり、「キズナアイの素体と魂」が固定化されてしまっているということになる。

 

Case2.ゲーム部騒動

この炎上元は分類1か分類3のファン層だと考える。

「このキャラの声が違う」という解釈違いを起こすのは分類3の問題である。

これも今まで「このキャラにはこの声」と固定化されていた考えに対し、声が変わったことによる混乱を招いてしまったのは、分類3の人だからそうなってしまったのだ。

道明寺に関しては、「魂だけでもにじさんじやアップランドに来てくれないかなぁ」という考えが出ていることを考えると、完全に道明寺というキャラも確かにかかわりがあったことも考えれば分類3かもしれないが、主としては分類1に問題があるだろうと考えられる。

 

おわりに

自分自身もキズナアイ騒動、ゲーム部騒動で「Vtuberってなんだ…?」って考えた人間である。今回は、なぜそのような混乱が生じるか?ということについて述べた。

ここでは、その考え方を考えるだけで精いっぱいであって解決策や結論らしい結論を述べることができなかったが、いずれは考えてみたい話題である。

その考えを分析してみると、やはり「運営側」と「視聴者側」の考え方に乖離があるようだ。そして、運営側はかなり難しい考え方をしているようだ。*7

例えば、「ゲーム部」における「物語」としてのVtuberのありかたや「キズナアイ」における「分人」の考え方である。

この内容においては「こんなん俺の考え方じゃねぇ!」と自分の世界から棄却すればいい話と言っちゃえばそうなのだが、一般社会ではその考え方は受けいられるべきなのかについては考えれば面白いかもしれない。

時間があれば、考えてみたい話題である。

*1:3Dのキャラもいるけど、論点はそこじゃないので無視する

*2:例えば、サザエさんドラえもんにおいて、声優が交代したことについては概ね肯定的に捉えられている。

*3:今だとShowroom,reality,17Live,Openrecなどが有名なのかなぁ

*4:この傾向が始まったのは、18年2月のにじさんじ発足からか

*5:カスタムキャストとか

*6:基本的に、視聴者の質問や話題に対して放送主が返信を返す放送のこと。

*7:本音を言えば、詭弁なのでは?と思うけど

夏休みに入りました!

大学の期末試験、そしてコミックマーケットを終えて、ひと段落つきました。

夏休みということで、ブログの活動を少々精力的に行っていこうかと思います。

 

ということで、夏季期間中(~9月末)の予定をば。

目標:毎週2本以上を上げる!

 

(隔週)月曜日 アニメ批評

毎週(?)やっているアニメ批評です。

 

(毎週)木曜日 「教育」について調べたこと(進捗みたいな?)

数学というのは、進捗が目に見えるようにわかったりするものですが、教育学に関しては教職のレポートやプレゼンしか発表する機会がない。

そこで、「ブログ」という場を利用して教育について調べてみて、アツく語ってみようではないか!みたいなやつで。

 

(毎週)日曜日 日常生活で思ったこと

その名の通り、日常生活で思ったことをだらだらと。

数学科について、教職について、なんでもどどんと!

 

以上のように、方向性がいろいろぶれるようなラインナップですが、とりあえず頑張ってみます…

 

2019夏アニメひとこと批評 第2週

2019年夏アニメ批評、2回目です。

 2回目ということもあり、まだ慣れない部分はあると思いますが許してください…

~今回つけた得点~

#2:7点、OP:10点、ED:10点

 

今週、このアニメがアツい!

 第1回 女子高生の無駄づかい

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話の傾向を見る感じ、1話で1人に焦点を当てる回。

#2では、漫画を描いたりするあだな「オタ」の話。

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↑この子の話です。(美少女モード)

この子は突っ込み役として進行していくが、しっかり的確に突っ込む。

ボケも面白いし、突っ込みも面白い、要するにどちゃくそ面白い。

というかボケが1分に1回くらいの頻度でくるのをよく処理するなぁと。

上記のとおり、様々なキャラが出てくるのでこれからも「女子高生」というブランドを無駄遣いするこのアニメは必見だと思う。

 

また、OPもあまりないようなラップ調の音楽だったり、EDも夕方の放課後感がして音楽も興味深い。

#2各アニメ別評価

1位 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っている2

28+#2 7/7+OP 8.1/10+ED 7.8/10= 50.9/60

 決闘を申し込んだときや、ギルドから逃げるときは、ベル君かっこいいな~って思った。

しかも、ライバルの敵が出てきて胸アツだなぁ。

 

2位 コップクラフト

28+#2 6/7+OP 8.9/10+ED 7.4/10= 50.3/60

OPで二人が躍っている姿を見て、「心を信じあえる仲になってくんだな~」とちょっと胸アツ。

「妖精爆弾」ということで、なかなかえぐい武器。もしかしたら1話に出てきた妖精が爆弾として出てくる日も遅くない…?

 

3位 女子高生の無駄遣い

25.5+#2 6/7+OP 8.6/10+ED 8.6/10= 48.7/60

冒頭に書いた通り、「オタ」回。

自分の漫画を自分で突っ込むというシーンはまじで小学生が書きそうな漫画で面白かった。

 

4位 あの日見た花の名前を私たちはまだ知らない

25.5+#2 6/7+OP 8.2/10+ED 8.5/10= 48.2/60

「あなる」は結局主人公のことをツンデレながら応援してるんだなぁて思うと心がほっこりする。

 

5位 からかい上手の高木さん

26+#2 5/7+OP 8.8/10+ED 8.0/10= 47.8/60

 

冬の回だからってEDが「粉雪」はずるすぎだろ。

 

6位 グランベルム

25+#2 6/7+OP 8.8/10+ED 7.4/10= 47.2/60

主人公が戦いを求める理由、そして徐々に各キャラの戦う理由がわかってきて、「やっぱりやるんだな…」ってなった。

 

7位 ダンベル、何キロ持てる?

22+#2 5/7+OP 8.4/10+ED 8.1/10= 43.5/60

OP、EDのリズムがめっちゃいい。てか動画工房か。キャラがぬるっと動いてていいよなぁ。

 

8位 荒ぶる季節の乙女どもよ

21+#2 5/7+OP 8.8/10+ED 7.8/10= 42.6/60

みんな何かしら「性」に関して興味を持ち、それに向かっている姿がわかる。

OPがハニワだし、水を入れているあたり青春を謳歌している系の夏アニメなんだなぁと。

 

9位 手品先輩/ソウナンですか?

24.5+#2 4.5/7+OP 7.4/10+ED 6.2/10= 42.6/60

手品:いらいらしない下ネタ。非貫通先輩はいかんやろ

ソウナン:でた!シャワー回!結局お湯が落ちるの何回見ても笑える。

 

10位 世話焼き狐の仙狐さん

21.5+#2 6/7+OP 7.9/10+ED 7.0/10= 42.4/60

もふもふしたい(n回目)

 

11位 青春ブタ野郎は、バニーガール先輩の夢を見ない

21.5+#2 6/7+OP 6.4/10+ED 8.3/10= 42.2/60

先輩と逃避行するために、東海道線の描写が出てたの面白かった。でも、いったい先輩の姿が消えるんだろうね…

EDがさみしさを表現していてめっちゃ好き。

 

12位 彼方のアストラ

20+#2 6.5/7+OP 7.6/10+ED 8.1/10= 42.2/60

異世界の惑星で頑張って生きる話。パラシュートの実?を利用することをはじめ、昼に起こした行動のほとんどを伏線回収していく姿はすごく面白い。

そして無線機の故障。なんか集団としての行動に陰りが見えてくるなぁ…

 

13位 Dr.DTONE

20+#2 5.5/7+OP 7.6/10+ED 6.2/10= 39.3/60

三人目が出てきて、頼もしい仲間だなぁ!って思ったけど、最後の意見のずれは最終的に大きくなりそうね…

 

14位 ナカノヒトゲノム[実況中]

20+#2 4/7+OP 7.8/10+ED 7.5/10= 39.3/60

パンダちゃんかわいいけど、高校ではドロドロしていて途中で飽きる。

 

15位 まちカドまぞく

19.5+#2 4/7+OP 8.3/10+ED 6.9/10= 38.7/60

お小遣いが500円になるとか、それをうどんで消化するあたりかわいい。

そして魔法少女もかわいい。てかジト目が好きなだけだろ

 

 

16位 異世界チート魔術師

19+#2 4/7+OP 7.4/10+ED 7.1/10= 37.5/60

チート能力をふんだんに。空きそうな予感。

 

17位 可愛ければ変態でも好きになってくれますか?

18+#2 5/7+OP 6.0/10+ED 6.0/10= 35.0/60

ごく自然な恋愛をしていて、えろげーすきの自分もにっこりかと思いきや、奴隷になれってなかなか緩急がひどいな…

 

18位 うちの娘のためならば、もしかしたら魔王を倒せるかもしれない

17+#2 5/7+OP 6.3/10+ED 6.3/10= 34.6/60

ロりがいるメリットとして、早く帰ろうと主人公が奮起する姿は父っぽいなぁと思った。

あとラティナ~っていうのうるさい。

 

19位 通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?(#2切り)

お母さんにスライム系のエロはだめだって!!!!!

 

総括

 2話ということで、ストーリー感が固まってきて、面白いところ。

12位以上はかなり面白いラインにいて、かなりの高レベルが期待される。これからも期待。

 

#1、採点基準はこちらから。

risudan.hateblo.jp

2019夏アニメひとこと批評 第1週

ついにやってきた、夏…!!!

2019年夏アニメ批評の時間です。これは、今までやってきたアニメ批評をブログという場で表現してみようかなぁと思ってやってみる試みです。

ひとことレベルなので毎週月曜日にあげる予定。

 

得点ルール

(演出点 100点満点)

・PV点 20点満点

 放送の前にあるPVからの期待度を点数化する。

・OP/ED点 (10点×2回)×2=40点満点 …#2,#7で採点、途中加点も可。

 曲の良さ、ムービーの出来によって採点する。 

・DP点 20点満点 …全話で採点、作画に関して毎回加点・減点を適宜行う。

 作画点。よい作画があったら加点をし、逆に崩壊を起こしたと判断したら減点。

・CH点 10点×2回=20点満点 …#6,#11で採点

 キャラの点数。キャラがいかに作りこまれ、表現ができているか。

 

(ストーリー点 100点満点)

・ストーリー点 13×2+7×2+5×8=80点 #1,12-13は13点、#2,11は7点、それ以外は5点

 基本的には各話ごとでの完成度を評価。#11以降では伏線回収や話の締まり方についても評価するものとする。

・中間+最終点 中間5点+最終15点=20点

 これまでを総合的に振り返り、「物語」として成立していたかを点数化する。

 

計200点満点

 

☆注意☆

・完全に個人の独断と偏見に基づいた得点です。

・アニメは30分で1つとみなすため、短縮アニメは30分に統合して計算します。

ex)ソウナンですか?と手品先輩は各50点満点で採点

・得点のつけ方は

9割…すごい! 8割…ええやん 6割…ふつう 5割↓…だめ

で基本的にはつけています。 大学の評定かよ

 

2019夏アニメランキング (#1)

1位 コップクラフト 

PV 16/20+#1 12/13= 28/33

宇宙人と地球人が共闘する、オサレ系アニメ。曲も大石さんがやっていたり期待高め。

友人の死による別れとティラナとの出会いをどう折り合いつけていくのか。

 

2位 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っている2

PV 17/20+#1 11/13= 28/33

とある集団に喧嘩を売り、その喧嘩を買うために戦いを挑む。明快で分かりやすい話の方向性。キャラもぶれることなくちょこっと一安心。

 

3位 からかい上手の高木さん2

PV 16/20+#1 10/13= 26/33

2期であろうとあいかわらずのんびりとした空気を保ちながら時が過ぎ去っていく。

高木さんのからかいは愛があって、そして西方の心をじわじわ包み込んでいく。

 

4位 女子高生の無駄遣い

PV 13.5/20+#1 12/13= 25.5/33

よくある女子高生の日常ものかと思ったが、どのキャラもキャラが立っていて絶え間ないボケと突っ込みは飽きさせない。主人公は「おもしれー女」。これにつきる。

 

5位 あの日見た花の名前を私たちはまだ知らない

PV 12.5/20+#1 13/13= 25.5/33

再放送分を視聴。回想を含め話の流れがとてもつかみやすくてよかった。

少年の日と今の私たち。対比して描かれていく演出はこれからも期待。

 

6位 グランベルム

PV 18/20+#1 7/13= 25/33

PVだとゆゆゆ並みかと思ったが、そうではなかった。作画がリゼロっぽくて、目力が描かれていて自分はにっこり。

 

7位 ソウナンですか?/手品先輩

PV 16.5/20+#1 8/13= 24.5/33

30分で採点するので統合して採点。

ソウナン:水を飲むときは靴下越しなど、サバイバルのガチ感を感じる。あと作画が心配。

手品:しょうもない手品、そしてラッキースケベ。嗜好。

 

8位 ダンベル、何キロ持てる?

PV 13/20+#1 9/13= 22/33

レーニング講座などがあったり、本気で筋トレをしている姿勢がうかがえる。けどエロスが入ったりギャグが入ったりしてとても見やすい。

 

9位 世話焼き狐の仙狐さん

PV 12.5/20+#1 9/13= 21.5/33

狐のしっぽを主人公はもふもふできるんだなぁと考えると涙が出てきた。

 

10位 青春ブタ野郎は、バニーガール先輩の夢を見ない

PV 12.5/20+#1 9/13= 21.5/33

これも再放送。姿が見えないという思春期症候群(?)を乗り越えるために先輩と歩んでいく話。物語シリーズを柔らかくした感じ?

 

11位 荒ぶる季節の乙女どもよ

PV 14/20+#1 7/13= 21/33

思春期には避けて通れない下ネタのあたし。一度ドツボにはまると抜け出せないんだよなぁ、わかる。

 

12位 彼方のアストラ

PV 11/20+#1 9/13= 20/33

宇宙漂流記。導入の雑さを感じたが、キャラが一致団結して地球に帰ろうとする姿は目を見張るものがある。あれテラフォーマーズ

 

13位 Dr.STONE

PV 9/20+#1 11/13= 20/33

頭と体力という両極端な人間がよく生きられたなぁと。

サバイバルの技術は一流なのでこれからも楽しみ。

 

14位 ナカノヒトゲノム[実況中]

PV 12/20+#1 8/13= 20/33

ピクシブコミックということですごくゆるふわ感。

実況というYoutubeとかの若者ウケ感がひしひしと伝わる。

 

15位 まちカドまぞく 

PV 12.5/20+#1 7/13= 19.5/33

きらら。よわよわでかわいい。

きららはストーリーとかいうよりもキャラで推すものなんだよなぁ・・・

こらそこ、まどマギとかがっこうぐらしとか言わない

 

16位 異世界チート魔術師

PV 11/20+#1 8/13= 19/33

よくある異世界転生、よくある男女カップル。

 

17位 可愛ければ変態でも好きになってくれますか?

PV 12/20+#1 6/13= 18/33

作画はよう実のにおい。キャラは癖が強すぎる。

 

18位 うちの娘のためならば、もしかしたら魔王を倒せるかもしれない

PV 9/20+#1 8/13= 17/33

言語を習得していくというかわいさはいいと思う。主人公がよわよわになるのは草

 

19位 通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?

PV 9/20+#1 7/13= 16/33

お母さん強すぎるし、世界観がゆるゆるすぎる

 

数学科ってどうなん?[第3回]

第3回  ~大学数学とは?~

中間テストが やっと終わり一息をやっとつけるようになりました。

まちまちこのブログも更新していきます…

 

大学数学と聞いて何を思い浮かぶでしょうか...

高校数学の延長線上?

なんか難しそう?

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「数学 数式」とか検索したりすると上記のようなやつがよく出てくるおかげで

「なんか難しそう」というイメージがありますよね...

自分は、

「高校数学が得意だし、数学はできるやろ~」のノリで数学科に入ったわけですが、

結論から言えば、先人が言っていたように

「高校数学のノリで数学に入ったら地獄を見る」

というのが正しいと思います...

 

1.大学数学の難易度は?

A.訳分からん。

 

わけのわからない講義の例は…

・第1講でε-δ論法*1を定義しだしその問題をいきなりとかされる

線型代数学でいきなり1+1が0でないとか仮定しだす*2

・論理記号をいきなりぶち込んでくるため、ノートが読めない*3

などの仕打ちを実際に受けました...

↓大学で書いたノートの例

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Talor展開の過剰和の証明だったはず

 

それもそのはず、大学の1単位とは何かと言うと...

1単位あたり45時間の学習を必要とする内容とするのが標準である。これには予習・復習・課題などの時間を含み、授業時間については講義及び演習については15時間から30時間までの間(通常、予習・復習が各4分の1という仮定の下、実際の授業時間は22.5時間[2]とすることがほとんどである[要出典])、実験・実習及び実技については、30時間から45時間までの間とされている。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E5%B9%B4%E5%88%B6%E3%81%A8%E5%8D%98%E4%BD%8D%E5%88%B6

 とあるとおり、(実際にそうなっているかは微妙だが)私たちは週30時間もの自宅学習が求められるので、講義だけでは絶対にわからない仕様になっている。

 また、90分にやる内容量が多すぎるがゆえに途中で理解が追いつかなくなり「何をわかっていないかわからない」という状態に陥る。なので、大学教員やTAに聞けるはずもなくぼーっとしているうちに来週になる、そして先週のことも理解していないのに今週のことももっと理解できないという負のサイクルに陥る。

 

2.大学数学ってどういうことを学ぶの?

まだ学士2年なのでさすがにイメージしか掴めないのですが...

 

基本的には「普遍的な真理を見つける」と私は考えてたりします。

なぜなら、今までの数学ではほとんどは「実数」という当たり前のように計算ができて、当たり前のように公式を使えた世界だったのですが、

例えば代数の世界では

単位元*4がない!」

「交換法則*5が成り立たねぇ!」

といった事態が頻発するし、

解析の世界では

微分が常にできない関数*6!?」

などのように今までのように習ってきたグラフというのは計算がしやすかったり、ある意味「都合がよすぎた世界にいたんだなぁ」と気づきます。

 

しかも、抽象的すぎるのでイメージが死ぬほど掴みにくい。

特に、幾何や解析系は意味のわからない関数、図形が出てくるのでわからない。

例えば、幾何の「曲面の定義」を見てみると...

f:id:unya_unya2:20190619202028j:plain

曲面の定義(幾何)

訳が分からない。

そういう時はしっかり図形で空間把握をしたり、一体何を言いたいのかについてほかの人と話したりする。

 

3.数学徒の大学生としてのあるべき姿

大学数学となると(天才は知らんが)自分のみで抽象的な概念を把握することはめちゃくちゃ難しいため、他者との対話を通じて把握する必要がある。

よって、数学科はかなり対話的な姿が期待される。自分も1年の線形代数などならば1人で黙々とレポートをしましたが、2年生になって幾何、代数などの勉強をする場合にはほかの人に概念についてのイメージを共有したり、わからないことについては意見交換をしたりするようになり、やっと(完全ではないが)大学生らしい姿に慣れているのかな、とは自分でも思っています。 

 

次回は、大学数学の単位の出かたについて。

*1:関数の連続性などについて必要になる定義。大体一番最初に立ちはだかる敵。

*2:後々になってわかったんですが、実際に1+1が0になる例はあります

*3:異次元の世界の言語で書かれているので

*4:定義された演算において、そのままの値を返す数。例えば掛け算でいえば1、足し算なら0がその数にあたる。

*5:2*3を3*2で書いたり、2+3を3+2で書いたりすること。

*6:ディリクレ関数というらしい