数学科ってどうなん?[第0回]
数学科ってどうなん? 2019/05/17(金)
[ 第0回…数学科との出会い (~高校卒業まで) ]
みなさんも1度は聞いたことがあるであろう「数学科」ー
おそらくこの記事を読んでいる学生、社会人の方は
「やばそう」
とか、
というイメージがあると思われます。(?)
このシリーズでは、 天性とも言えるような数学の才能もない、
(自称)普通の人間が実際に数学科にに入ってからの感想を書こうと思います。
いま高校生の方は参考に、社会人の方は笑い話にでもお使いください。
ここで注意ですが、
おそらくこの記事シリーズは時系列を追う性質上、
これからの自分の数学に対する姿勢次第で
数学科に対するイメージが変わる可能性が大いにあります。
それを考慮して読んでいただけると幸いです。
私の数学科という学問との出会いは、模試のコード表*2でした。
その頃の高校の私では、
「数学勉強するんだ~!すげぇなぁ~!」
の気持ちでしかなかった訳です。
また、私は、高校の数学教員を志していたので(なぜ志したか、などについては教育学のほうの記事で)進路についてはその当時の高校の数学の先生に聞いたりしてました。
高校当時の教員(数学科出身)から聞いた情報としては...
・高校の数学教員になるなら絶対教育学部よりも数学科に入れ
・数学教員こそ小中高大のつながりを意識して教育をすべきだからさぼるな
・俺は3年遊びまくって1年間死ぬ気で勉強したら教員採用に受かった
などと言われました。その真偽については今でもわかんないですが…
とまぁいろいろなことがあり、情報収集が始まるのでした…
その1 検索サイトの評判
就職先、大学、偏差値、ランキングなど普通の文面が並ぶ中、「あるある」とか「変人」とか他の学科の検索に引っかからないようなワードが出てきました…
しかもあるあるでしらべたら
「n杯のんでn+1杯飲んで帰納法~!!!」
「「俺の恋人は素数」ということを本気で言う奴が一人はいる」
という記事が目に入ってきました。
ほんまか???
その2 Twitterの評判
自堕落なツイートをする人が多いイメージですが、
視点を変えるとプロフェッショナルの集団です。
常に最先端の数学をしている人、
「数学デー」などの社会人でも数学を愛する人たちがいる人、
数学教育(例えば足し算交換問題)に携わっている人
など、やべー人がたくさんいるんですね…
けど「位相空間が~」とか「陰関数定理を使えば」
あ、別世界だわ。って感じで
結局自分が得られる情報は得られなかったな~って感じです。
その3 オープンキャンパスに行ってみる
色々な場所に行ってオープンキャンパス、模擬授業などを見学してみました。
けど、遠出だったせいか、退屈だったせいか模擬講義は爆睡、
いわゆる
「なんの成果も得られませんでしたっ…」
という状況そのものでした…
(いま考えればその当時数学そのものに興味がなかったから、かもなぁとは思っている…)
数学科のパンフレットでは、「代数」「解析」「幾何」「確率統計」の4つに分かれていて、その中から好きなものを選んで研究する、と書いてあったりしましたが「わ~!!すご~い!!」くらいの認識だったのでお察し。
以上が調べた内容(中身がねぇじゃねぇか!!!)です。
なんでそんなに興味なさげだかというと、
自分は学歴コンプ野郎だったので「なにを学ぶか」、というより
「どこで学ぶか」ということを重視したため、とくに考えていませんでした。
んまぁそういうゆるふわな選択をするのは地獄の始まりですよね…
まじでいまの高校生の諸君、
学部学科で何を学ぶのかをしっかり明確にしてくれ!!!
これだけは…
第1回は、受験に合格し、数学科に入ってから…を記述していこうかなぁと思います…