数学科ってどうなん?[第2回]
[第2回] 数学科の雰囲気(~初回講義~)
中間考査などが被ってしまい、
早速遅れてしまいました。
三日坊主じゃねぇか...
前回までのあらすじ
ついに受験に受かり、満を持して数学科の学生として大学入学を果たしたぷれ。
期待と夢を胸に大学に向かったが、待っていたのは異様な光景だった...
1.異様な空気
私の数学科の最初の講義は線形代数。
最初は視力がちょっと悪かったので、私は前の方の席に座っていました。
「どんな人がいるんだろうな~」と思って後ろを振り向いたら...
ウェイと陰キャがいるじゃねぇか。
しかも面白いことに、前に陰キャで後ろにウェイ。
数学科ってすごく変態の陰キャばっかと思ってたのですが、まさか半数に及ぶほど陽キャがいるんですよ!!!びっくり!!!
なぜそうなのか、という考察をば。
①(勉強量については)どちゃくそ楽な学科だから
数学科は、原則的に講義形式でテスト一発(二発)勝負。
よって、徹夜で前日に定義とか詰め込めば行けるんです。
(定義さえわかっていれば解ける問題が多いし)
毎週課されるレポートは授業によってあるものの、
(勉強しようという意思がなければ)テスト前を除いて勉強しなくても単位が取れてしまう、という現状は確かにあります。
…ひでぇな。
②レポートは写し放題
数学科における「レポート」とは、「数学の問題を解く」というものです。
いわば高校の計算ドリルみたいなやつですね。
レポートの意義としては、教員に対して「自分で理解をしているぞ!!」と示すためのものであるはずなんですが、
「数学的に正しければなんでも許される」
という性質があるので、例えば「Aの逆行列を求めよ」という問題があった時、
被約階段行列を計算して求める方法もあるのですが、
計算ツールとかを使って答えをあらかじめ出した後に、いきなり
「逆行列はBである、なぜならAB=EnでありBA=Enであるからだ」
という示し方をしてもレポートとしても正しい回答になるのです。
よって、レポートの写し作業が横行しているのが現状だと思います。。。
2.講義の雰囲気
いざ講義が始まったと思えば、瞬く間に埋まっていく6枚の黒板―
そりゃ大講義室なので文字が大きいので、1枚の黒板にかける文字が少ないからという理由なんですが、ちょっと寝ると完全においてかれるので下手に油断ならないです。
しかも文字が崩れてて読みにくく、今までの学校みたいに完成された板書ではない...(一応カンペはあるらしいですが)
しかも、質問をしない限り教員はずーーっと黒板と対話している感じですから、こっちの理解をあんま確かめずにやっている印象でした。
2年になった今振り返ると、1年のしょっぱなに体論やってたって震えるなこれ…
ということで、いろいろわからな過ぎて第1講は口をぽかーんと開けていた記憶です。
数学科ってすげぇ…
第3回は大学数学についての予定です。
まだ幾何と代数の中間テストがあるので遅くなるかも…
それではまた。